活動報告

2012/09/14 第48回 経営戦略研究会例会内容

研修旅行に参加しての感想                   山本哲郎

 

9月から経営研究会にお世話になる事になりました山本哲郎です。

初めての参加が研修旅行となり、多少の不安がある中での参加となりましたが、その不安は会の皆様の温かいお人柄とお心遣いで直ぐに吹き飛びました。

今回研修旅行でお世話になりました皆さんにこの場をお借りしましてお礼申し上げます。ありがとうございました。これから会の皆さんと一緒に経営を学んで日々の実践に活かしていきたいと思っております。どうぞよろしくお願い致します。

 

それでは、今回の研修旅行のメインである伊那食品工業様の会社訪問での感想について書きたいと思います。

会社を訪れてまず感じた事は、とにかく会社がきれいということです。

建物、施設内の道路、庭など全てに清掃が行き届いており、ゴミが全くなく、会社と言うよりも、まるで植物園にいるような、緑に包まれて心が洗われるような感覚を持ちました。これを社員が強制ではなく自主的に行っているというから驚きです。また、出会う従業員さんが皆さんとても良い表情をされていて、こちらが思わず笑顔になるような、素敵な表情で挨拶をされます。社員の会社に対する満足度の高さを垣間見た気がしました。

なぜこのような理想の会社を作り上げる事ができたのか?そんな疑問を抱きながら取締役の丸山勝治さんの話をお伺いして私が感じた結論は、会社の経営理念が従業員に深く浸透しているということでした。

伊那食品工業の経営理念は、「いい会社をつくりましょう。~たくましくそしてやさしく」です。ここで言ういい会社とは、単に経営上の数字が良いというだけでなく、会社をとりまく全ての人が、日常会話の中で「いい会社だね」と言って下さる会社の事で、いい会社は自分たちを含め、全ての人々をハッピーにする。そこにいい会社をつくる意味がある。

そして、この経営理念を実現するために、遠くをはかり研究開発に基づく種まきを常に行い、急成長をいましめて環境と人との調和をはかりながら末広がりの堅実な成長をめざしていく。

こうした事を、色んな機会をとらえて経営陣が話をしていくことで、理念が浸透していき、社員が安心して働く事ができ、モチベーションが上がり、会社のために貢献したくなるという好循環を生み出していることを感じました。

もちろん理念の浸透以外に、経営戦略としても素晴らしく、その核となるのが競争しない戦略でした。価格競争に巻き込まれないために独自の商品で戦うことが大切であり、新しく用途開発を広げることが自社のシェアに繋がるという発想です。前例を踏襲することは仕事ではなく、あらゆる仕事が開発型であるべきであるという言葉が印象的でした。

創業から連続増収増益を記録し今なお成長をし続ける裏には、以前よりも今の方が幸せだと社員が思えることが会社としての成長であるという信念があり、その想いの強さが理念を浸透させるのだということに気付かされました。

会社の儲けを優先するがあまりに、小手先のノウハウばかりに目を奪われるのではなく、遠くをはかる視野の広さをもって経営にあたることがいかに大切であるかを痛感した研修旅行でした。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇宿泊研修

日程:9月13日(木)・14日(金)の2日間

研修先会社:伊那食品工業
http://www.kantenpp.co.jp/corpinfo/index.html

宿泊先:ぬのはん
http://www.nunohan.co.jp/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

一覧に戻る

TOPへ戻る