会員コラム

遠藤 孝二
氏名
遠藤 孝二
会社名
株式会社ベストプランコム
部署・役職名
取締役
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第9回天職と百年企業研究会

 数年前のこと、高校、大学の就活生とお話しする機会をいただいた。その中で『自分に合った仕事がわからない』『自分を活かせる会社があるだろか』このような質問があった。
私の答えは簡単だ。『天職なんて最初から見つからない、自分のやりたい仕事をしている人は世の中にほんの少ししかいない』である。

 私は小学生の頃から鉄道マニアだったので就職は旅行会社を望んでいた。大学卒業後すんなりと希望していた旅行会社に就職でき、天職に就けたと思ったものだ。会社では張り切って飛び込み営業をして、修学旅行や老人会の親睦旅行など獲得したが、旅行自体は全く楽しくはなく、春秋の旅行シーズンには連続した添乗が苦痛で、そのうち仕事が嫌になり会社を辞めたくなった。
 後々気付いた事だが『旅はお金を払って行くもので、手当を貰って旅をしても楽しくない』である。好き、楽しいイコール天職では無いのである。

 そして12年が過ぎた34歳で保険会社に転職した。
 世間の人が最も嫌う保険営業マン、しかし営業のイロハを学び厳しい教育を受け、いくつもの試験を受けて保険販売を続けていると、次第に成績も上がって来て、保険が社会に必要不可欠なものであると信じる事が出来るようになり、営業をする事がとても楽しくなったのである。
 そして26年目を数え、今なお現役で保険営業に邁進している。今にして天職だと心から思うようになった。

 冒頭の答えに続きがある。『やりたくない仕事や自分に合っていないと思える仕事でも、それを一生懸命やっていけば天職になる、勉強を重ねても努力を続けても天職にならなければ、仕事を変えれば良い』と話したのである。

 さて百年企業研究会のメンバーを見てみよう。あくまでも自分の主観なので、的外れと後で叱られるかもしれないけれど。
代表はバリバリの経営コンサル。御歳77歳、かなりのオシャレで服装はハイレベル。厳しい言葉を連発する姿は永遠に生きる仙人のよう。
ベテラン会員、老舗事務機屋さん二代目社長は見た目ソフト。だが一家言の持ち主で、多くの社員を引っ張る底力を隠している。
事務局長は工務店の社長、腰が低く温厚で、この人なら家造りから町内会長まで任せられると安心度100%。
男番長は機械屋さんの社長、洞察力が高く事前準備から復習まで完璧にこなす。見た目は怖そうだが心は優しい。
話題豊富なパン屋さんはなかなかイケてる。常に自然体で問題意識が高く課題解決力のある女性。
野洲のお母さんは英会話スクールの主宰者。英会話の先生というよりも、子供たちや保護者達の人生師匠という感じのお人柄。
他にもエスプレッソ並みにかなり濃い特徴を持つメンバーが居られるが、次のコラムを書くときにご紹介しようと思う。

 昨年5月に百年企業研究会の仙人先生からお誘いいただき、まだ1年しか経っていないが、この会には様々な天職を持った人が集まっているのが解った。それぞれの道のプロフェッショナルだ。そんなメンバー達から、課題に対し思いもよらない見解を示されたり問題点を見つけていただいたり。またビジネスから思考、生き方などを忌憚なく披露してくれる。そんな研究会で私は2年目を迎えるが、まだまだ新人の気分が抜けない。メンバーの問題提起や意見を聞いているだけで私の脳ミソが溢れてしまうのだ。今年は少し余裕を持って臨みたいと思う。


令和元年5月1日
株式会社ベストプランコム 遠藤孝二

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